会社ロゴが新しくなりました!
ご報告です!
Neon Noroshiのロゴ、そしてキャラクターが新しくなりました!
ロゴ制作をお願いしたのは、インディーゲーム開発者であり、アーティストでもあるKENEI DESIGNさんです。
Twitter:https://twitter.com/designkenei
Website:https://khdesign11.wixsite.com/game
新しくロゴが完成したので会社の公式キャラクターも新しくなりました!
ロゴ変更に込めた想い
ロゴは企業の顔、ここを新しくするのは混乱も伴う一大イベントです。WebsiteからSNSのアイコンから全部変更するとともに、親しんで頂いたみなさんの混乱も招く恐れがあります。それでも今回変更することにしたのは、Neon Noroshiが日本に根を下ろすため。そこで今回は新ロゴに詰まった想いを書いていきたいと思います。
以前のロゴを作ったとき、Neon Noroshiは北欧のインディーゲームを日本を含むアジアに届ける会社でした。
日本の皆さんは、ゲームは面白いのに日本語が意味不明なSteamゲームにがっかりしたことがあると思います。
これは開発者が手を抜いているのではなく、お金がなくてちょっと日本語を知っている友達に翻訳してもらったとか、いい翻訳者に巡り合えなかったり・・などなどいろんな理由がありました。
そこで私たちは古の狼煙、近代のネオンサインのように情報やゲームを遠くまで届けたい願いを込め、「Neon Noroshi 」という名前で会社を設立し、インディーゲームを日本に届ける仕事を始めたのです。
この時期の初期のゲームが『パスパルトゥー:アーティストの描いた夢』(スウェーデン)『チックタック:二人のための物語』(デンマークとスウェーデン)や、Nintendo Switchの『コンダクト トゥギャザー!』(デンマーク)です。前述2つのゲームは日本だけでも十万本以上売れたので、ご存じの方もいるかもしれません。
しかし、北欧から日本にゲームを届けるうちに日本のインディーゲームを海外にも届けたいという気持ちになり、今では日本のゲームを日本の外に届ける事業も始めました。
公開できる仕事としてはSteamで高評価を得ている『ghostpia シーズンワン』や『MINDHACK』など京都のroom6が母体となって運営するインディーゲームレーベル「ヨカゼ」の仕事を一緒にさせていただいていて、今後どんどんとタイトルは増えてきていく予定です。
そうなると、旧来のロゴは北欧からアジアに届けるときだけのシンプルなロゴイメージだったので、日本・アジアからのイメージを加味してロゴを刷新する決断になりました。
そこで難しいのがブランディングです。
欧米のゲーム開発者がロゴを見て「アジアに強みを持つサービスなんだな」と思ってもらう必要があります。同時に、日本を始めアジアのゲーム開発者の方々にも「グローバルで活躍してる会社なんだな」と思ってもらえなければいけません。
日本で私(CEOのMIYA)が好きなのは、架け橋ゲームズさんのロゴです。欧米のインディーゲームを日本で広める活動を翻訳という観点から事業展開され、ロゴはストレートに日本風な切り絵アート。
まさに欧米と日本をつなぐ架け橋。
ロゴ、社名のともにブランディングはとてもわかりやすい。
でも、Neon Noroshiはスウェーデンの会社なのでゴリゴリの和風を押し出したくはない。だから、最初はスウェーデンのデザイナーさんにロゴデザインを依頼しました。
出てきたのは、ものすごいスタイリッシュでミニマルな北欧風のデザイン。凄くかっこいい。
でも、アジアに強みがある感じが出ておらず、他のグローバルPR会社と差別化がなくなってしまい没に。どうしてもスウェーデン感と日本感を出したく、しかし依頼できるデザイナーが見つからない状況が長く続いていました。
そんなとき、KENEI DESIGNさんのXリンクをいただき、目に飛び込んできたのが、この画像!これは、北欧デザイン……?
正直、びっくりしました。
こんなにシンプルで洗練されたフォントを、良いバランスで画像中に配置出来る感性の人がいるんだと。
その後に『ONI』のゲームのタイトルなども手掛けていると知って拝見すると……そのロゴのバランスの良さにシビれました。
日本テイストの色彩と形のキャラクター達を上手くまとめ上げ、その上の空間に配置されたロゴのバランスの良さ。二本角をもつ悪魔のようなシルエットをNの後に置くことで、『ONI』が分からない人にもストーリー性がグンと出ている。
このデザインに感動し「スウェーデン(北欧)と日本をデザインで繋げる人はこの人しかいない!!!」と思い、スーパーダッシュで「ロゴとブランディングガイドを作ってください!!!」とお願いしにいっていきました。
欧米のゲームスタジオと日本のゲームスタジオのみなさん両方ともに訴求するとなると、双方がかなり違った文化背景をもつ人達なのでデザインの方向性についてはかなり悩みました。
が、北欧のデザインはミニマルで世界中でうけやすい(と勝手に思っている)し、そこに日本要素を足してもスタイリッシュさを保てるんじゃないかという私の勝手な想定の元でお願いしたところ……とてもかっこよいロゴが上がってきました!!!
もう一回貼っておきますね。
KENEI DESIGNさんから頂いたコメント
最初ロゴのデザイン依頼がきた時はなぜ自分に?と思ったのですが、お願いしてきた経緯などをお聞きして興味が湧きましたし、元々北欧のデザインやインテリアやゲームが大好きだったので、「是非やらせて下さい!」と返事をしました。
ロゴはその会社の顔ともいえるものなので、会社のメッセージを表現しつつシンプルでありながらも印象に残るデザインを心がけています。今回のロゴデザインは会社のイメージを表現しつつ日本と北欧のデザイン要素を取り入れてグローバルなデザインに仕上げました。
北欧デザインのシンプルさもありながら、狼煙の煙の形を背景に、とてもインパクトがあり東洋の雲や煙の感じもあり、とても良いロゴに仕上がったと思います。
色々な要望を聞いて頂きありがとうございました。
新ロゴと新キャラクターこれからもどうぞよろしくお願いします。
CEO Miya